理学療法

理学療法は、体を自由に動かせない人への医学的リハビリテーションの方法の1つです。

どのような体にも生命の叡智が息づいていること（Life Wisdom）を意識し、

不自由さに身をおいている人や共に生きる家族への「リスペクトと感謝」を自然なこととするいのちのケア（Life Care）です。

不自由な自らの体に意識を向け、無意識な動きを認知し、より自然な動きを引き出し、繰り返す事により習得するプロセスを共に創ること（Life Skills）。それは、受け取る感覚や、自分の内から湧き出る感覚を伝える方法を引き出し合いながら、その身体の主体者である自分を深く自覚し、自ら生きていること、ともに生きていることに気づいていく（Life Awareness）プロセスでもあります。

この気づきのプロセスは、今この瞬間に生きていることへの歓びと感謝（Life Fulfilled）とともに在ります。その小さな気づきと変化は、家族、さらにその周りへと波及していき、それぞれに自らの変化をもたらしていきます。