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UNIVER-CITY HAKUSAN 宮本 真吾さんインタビュー
-プロジェクト名の「UNIVER-CITY HAKUSAN」は、石川県の白山に根差しているということですね。
はい、そうです。
- 今取り組んでいる活動と、そのきっかけを教えてください。
農業です。父が脱サラをして始めた農業に取り組んでいます。
- どのような方法の農業ですか。
無農薬農業、いわゆる有機農業といわれるものですね。
- では農業の二代目ということですね。農業をされていたということがきっかけでGUと出会ったということですか。
はい、そうですね
- GUのミリョクとはどんなところですか。
人に会えることですよね。日常的に農業を営んでいるとだんだんお付き合いをする人が限られてきますが、GUでは、いろんなタイプの人に、時々びっくりするような考えの人に出会えたりします。
- GUで学べたこと、学んでいることは何ですか。
これが面白いんですけど、GUで学んだのか、どこで学んだのかわからない状態で学んでいるなという気がします。僕の中にあるこれはGUの何だったっけ、という感じで、あまり区別がないような気がします。
- 学んでいることがそのような感じなんですね。
そうですね。
- GUの学びは、普段の働き方にどのように生かされていますか。
常に働いているという感じですよね。日常的にですね。
- 宮本真吾さんとGUとは、1999年くらいから20年以上のご縁ということで、GUの基調であるEDUCATION FOR LIFEということも基本的にピタッときているということですか。
そうですね。ずっと常にEFLであり、「EFL」という言葉が後からきたという感じですね。
- わかりました。それでは、楽しいことはどんなことですか。
最近とても楽しいですね。朝起きて、今日何しようと思うことから楽しいですね。
- 10年以上前に息子さんが、「親父はね、この農業を楽しそうにやっているからすごいんだ」と言っていたのを覚えています。そのころから、楽しいという生き方が続いているんですね。
それこそ、ますます楽しくなってる、ますます楽しくなってる。めっちゃ面白くてほんとに。
- 今日明日とまたみなさんと現場に行かせてもらいますけどね、わたしたちも楽しみです。よろしくお願いいたします。
次の質問ですが、何を慈しんでいますか。
子どもとか、植物、稲とか鶏とかですよね。人間の都合がものすごく押し付けられてて、されるがままにされているものへの、個人としてというより人間としての慈しみですね。
- 最後になりますが、あなたのライフワークはなんでしょうか。
ライフワークってどういうことでしょう。
- 「一生を通じてこれが自分がやること」と、自然に思えて自然にしていることですかね。天職と言う人もいますね。
一生やること、こうやって生きることですよね。こうやって、というのが、農業になるのかなあ。農業っていう言い方じゃないからなあ、もう自分が。そうなんですよ。結局、自分の内を表現する言葉が、今、世の中に普通にないから、だったら農業と言うしかないっていう感じですかね。
- 対価としてお金をいただいている部分がある限りは、農業もされているということになると思うのですが、基本的には農だけれども、もっと言ってしまうと、おそらく、命と命の交流ということを当たり前としていて、ある意味、互いに生き抜くことを楽しもう、ということなのではないかと拝察いたします。
上手ですね!言葉にしてくれて、ありがとうございます。
- 伝わり合っていることを謹んで言葉にしてみただけです。それでは、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。